学生演劇集団ユニット サクラロジックは
8月7日(日)・8日(月)の2日間
信濃ギャラリーで旗揚げ公演を行う。
県内の高校演劇部の学生がユニットを組み、学校の枠を飛び越え
作品を上演するという大変興味深い企画。
作・演出を手掛ける 高山拓海(松本蟻ケ崎高校)、薮田凜(上田染谷丘高校)に
この公演に至る経緯、作品に込める想い、見どころを聞いた。
もともと二人で組んでやりたいと話していたら、話を聞いた県内の高校演劇の仲間がどんどん集まってきてくれた。
この作品は今回の為の書き下ろし。
僕たちは高校3年生で、これからの進路も決めなきゃいけないぎりぎりの時期。
大人と子供の瀬戸際である自分たちの世代を投影した作品。
「子供」としての最後あがき 大人への「反抗」、「挑戦」がテーマになっている。
その対象である大人に、自分たちだっていつかはならなきゃいけない。
そういった葛藤を抱える同年代にはぜひ見てもらいたいし
大人にも見て、知ってもらいたい。
今回の芝居作りを通して、逆に
「子供ってやっぱり無力だな」とか
「大人ってスゴイなぁ」、「子供で良かった」
と感じた事もあり、自分達なりに成長させてもらった。
大人の人には自分たちが過ごした青春時代を懐かしんでもらい、
また、同世代の人たちには等身大の心情を楽しんでもらいたい。
それによって演劇って面白いなと思ってもらえれば最高です。
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