写真:最初のオリエンテーション
7月12日(日)、当劇場にて、まつもと演劇連合会を中心とした中信地区の主要劇団を一同に集めて、「コロナ対策勉強会」を開催いたしました。
松本市ではコロナ感染が一段落し、市内ではぼちらぼちらと人出も増えつつある今日この頃ですが、劇場での演劇公演にはまだまだハードルが高いと思われます。
そこで、上土劇場主催、まつもと演劇連合会共催で「コロナ対策勉強会」を開き、劇団に関わる方々と共にコロナ感染予防の在り方や公演をうつ上での注意、などを周知する機会をつくりました。
当日は、まつもと市民芸術館から小川プロデューサーもご参加くださり、総勢25名、12劇団の参加による充実した2時間となりました。
当日は、まずステージ上から「仕込み時、稽古時のシミュレーション」からはじまり、「お客様迎え入れ」「ロビー対応」「入退場の仕方」「観劇上の注意点」と進みました。
いかに感染を予防し、お客様を安全で安心な環境でお迎えできるのか?そして、その中でも演劇を最大限表現できる方法は?かなり突っ込んだ意見や質問が飛び交いそれぞれの置かれている立場や現在の状況への戸惑いなどもみられ、演劇界全体の問題と合わせて新しい考え方を浸透させていくことの大事さを感じました。
特に、観劇上の座席配置に関しては、1席飛ばしだと県の要請に合致するのだが、実際のお客様感覚だと2席開けくらいが安心感があるのではないか?といった意見や、
写真:ロビーでの対応
ロビーでの「検温」「もぎり」「現金やり取り」「名前、連絡先の記載」「アルコール手指消毒」などの手数にスタッフの増員は不可欠などの問題も明らかになりました。
今後もこのような機会を増やし、劇場をより安全で安心な環境とするために努力を重ねて参ります。